能力向上を目指していくことが、エンジニアの将来性を高める上では欠かせません。
他のエンジニアにはできない仕事を担えるようになるのが理想的であり、それを目指してスキルの幅を広めつつ掘り下げていき、知識や経験もできるだけ豊富にしていく努力が必要になります。
将来性を高めようと考えて必死に働くエンジニアは多く、しばしばプライベートを犠牲にして仕事や勉強に注力することもあるのが実情です。
しかし、特に家族で生活するようになってからは、ワークライフバランスを重視したいと考えることもあります。
それが原因で将来性を失わないかと心配になるエンジニアも多く、いつからワークライフバランスを重視しても良いのかと悩む人も多いのは事実です。
確かにプライベートを優先して働くようにすると、必死に仕事だけして能力向上を目指しているエンジニアに負けてしまう可能性はあります。
しかし、それが原因で将来性を失ってしまうことはあまりありません。
エンジニアは不足している状況があるため、一人前として独力で働ける程度のスキルを身に付けているエンジニアなら、雇用してくれる企業が見つかります。
独力で仕事ができるというのが最低条件と考え、その自信を持てるようになるまでは仕事を重視しておくのが無難です。
それ以降は好みに合わせ、ワークライフバランスを考えながら働くようにしても仕事は見つかるでしょう。
適切なバランスを保てる職場を探すことが、まずは重要です。
もし今現在プライベートを犠牲にして働いていて、ワークライフバランスを重視したいと願っているのなら、「ITエンジニアの残業を考える」を見てその脱却方法を模索してみましょう。